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「財産は全部お前にやる」兄の言葉を信じていい?口約束の不安を「公正証書遺言」で解消した事例(A様)【解決事例】
▼ この事例のポイント(1分で分かります) 相談者 :A様(親の財産管理をしている長女) お悩み :遠方の兄が口頭で「遺産はいらない」と言っているが、書面がなく、将来気が変わらないか不安。また、父の記憶力が低下しており、遺言が作れるか心配。 解決策 :「公正証書遺言」を作成し、法的な拘束力を確保。父の判断能力については、医師の診断書と公証人の面談でクリア。 結果 :口約束だけだった兄との関係に法的な裏付けができ、将来の「争族」リスクをゼロにしました。 1. ご相談の背景:介護をする私と、遠方に住む兄 今回ご相談いただいたのは、高齢のご両親のケアをされているAさん(仮名)。 Aさんは現在、お父様の預金1,000万円をご両親の生活費として管理し、実家の不動産についても将来のことを心配されていました。 相続人はAさんと、遠方に住むお兄様の2人。「実家のことも任せているし、親の財産は全てAがもらっていいよ」とお兄様は口では言ってくれていますが、あくまで口約束。法的な書面は何一つない状態でした。 2. 直面していた不安:「もしも」の時に兄の意見が変わったら

福田 修平
12月2日読了時間: 4分
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