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子供がいない夫婦の相続は「兄弟姉妹」が絡んで複雑に…70代夫を救った「遺産整理業務」の丸投げサポート【解決事例】

更新日:12月16日

▼ この事例のポイント(1分で分かります)

  • 相談者:A様(70代男性・妻と死別・子供なし)

  • お悩み:妻が亡くなったが子供がおらず、妻の「兄弟姉妹4人」も相続人に。疎遠なため連絡が取りづらく、自身も体調不良で手続きに動けない。

  • 解決策:司法書士が窓口となる「遺産整理業務(まるごと代行)」を活用。連絡調整から銀行・株・不動産の手続きまで全て一任。

  • 結果:A様は一歩も外に出ることなく、義理の兄弟とも一度も会わずに、円満かつスピーディーに相続手続きを完了できました。


1. ご相談の背景:妻を亡くした悲しみの中で直面した「壁」

今回ご相談に来られたのは、70代のA様。長年連れ添った奥様(B様)を亡くされ、憔悴しきったご様子でした。

お二人の間に子供はいらっしゃいません。遺言書もありませんでした。

この場合、法律上の相続人は「配偶者であるA様」と、「亡き奥様の兄弟姉妹4人」になります。


2. 直面していた不安:疎遠な親族・多種類の財産・自身の健康

A様は以下の3つの大きな壁に直面し、途方に暮れていました。

  • ① 義理の兄弟とのやり取り奥様の兄弟4人とは、普段ほとんど交流がありませんでした。住んでいる場所も遠方で、関係が悪くはないものの、「いきなり遺産の話をするのは気が重い」「書類のやり取りができるだろうか」と不安を感じていました。

  • ② 複雑すぎる財産遺産には「預金5,000万円」「上場株式」「自宅の共有持分」が含まれていました。それぞれ解約や名義変更の手続き先が異なり、膨大な書類が必要です。

  • ③ 外出が困難A様ご自身も高齢で体調が優れず、何度も銀行や役所へ足を運ぶのは体力的に不可能でした。


3. 司法書士からの提案:面倒なことは全てプロに「丸投げ」

A様の負担をゼロにするため、当事務所では「遺産整理業務(いさんせいりぎょうむ)」をご提案しました。これは、司法書士が「遺産管理人」となり、あらゆる手続きを代行するサービスです。

  • 皆様への連絡・調整:当事務所がA様に代わって、兄弟姉妹4人へお手紙で事情を説明。必要書類への署名・捺印(ハンコ)の手配を行いました。

  • 書類収集・解約:戸籍謄本の収集から、銀行・証券会社の解約、法務局での不動産登記まで、すべて代行しました。

  • 自宅訪問対応:A様にはご自宅でお待ちいただくだけで済むよう、郵送や訪問で対応しました。


4. 実行結果:誰とも揉めず、最短ルートで完了

司法書士が公平な立場で間に入ったことで、兄弟姉妹の皆様からもスムーズにご協力をいただけました。

結果、預金や株式の解約金はA様の口座へ送金され、ご自宅も無事にA様単独の名義になりました。

A様からは「自分一人では絶対に対応できなかった。全て任せられて本当に助かった」と、安堵の表情でお言葉をいただきました。


5. 専門家の視点:子供のいない夫婦は「事前の遺言」か「事後の整理」か

子供がいないご夫婦の場合、どちらかが亡くなると、残された配偶者と「義理の兄弟」との間で遺産分割協議が必要になります。

元気なうちに「遺言書」を書いておけばこの手間は防げますが、もし準備なく相続が発生してしまった場合は、無理をせず早めに専門家へ「整理業務」を依頼することをお勧めします。精神的な負担が全く違います。


手続きの負担は、プロに任せて手放せます。

大切な人を亡くした直後に、慣れない手続きや疎遠な親戚対応をするのは大変なストレスです。「自分では無理だ」と思ったら、遠慮なく頼ってください。私たちがあなたの手足となって動きます。


▼ 山口県で「遺産整理・子供がいない相続」にお困りの方へ

「兄弟との話し合いを代行してほしい」「銀行に行く時間がない」など、どのような状況でも解決策はあります。まずは無料相談をご利用ください。




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